のぞみ歯科口腔外科 院長の豊留です。
今回は、当院の名前にもなっている「口腔外科」とは何か、ご紹介させて頂きます。
口腔外科は、一言で表すならば、「口の周囲の外科治療全般」を指しています。なので、身近なものから具体的に挙げますと
・親知らずの抜歯
・インプラントを埋め込む手術
・歯の移植
・歯の根の治療では治りきれない病変の摘出手術
・口周りの怪我
など、多岐にわたります。
さらに、大きな病院や大学病院の口腔外科となると、より重篤な患者さんを担当することになり、その具体例として
・口腔領域の腫瘍(良性腫瘍や悪性腫瘍)
・交通事故等の怪我による顎の骨折
・顎の変形を治す手術
・口腔領域の神経損傷の手術
・顎関節の手術
など、あまり聞いたことがないような、しかし誰でも起こりうる病気の治療を担当しています。
日本では、これら口腔周囲の外科治療の多くを、「口腔外科を専門とする歯科医師」が担当しています。一般的に歯科医師と聞くと、虫歯を詰めたり入れ歯を作る仕事、というイメージが強いと思いますが、このように外科治療を専門とする歯科医師も存在しています。
この「口腔外科」という分野は、歯科医師になるための教科として、最も教科書が分厚く、病院実習でも長い時間をかけて学ぶものです。また、大学卒業後の臨床研修では、多くの歯科医師が口腔外科を専門とする大学病院や市中病院で研修を選択しています。
しかし、実際に口腔外科的治療を本格的に学ぶためには10年近く研鑽が必要となり、その道のりに終わりはありません。
次回は、その道のりについて簡単にご紹介させて頂きます。
のぞみ歯科口腔外科では、口腔外科専門医と歯周病専門医が在籍しています。虫歯だけでなく、歯周病や親知らずの悩みなど、お気軽にご相談頂けますと幸いです。
のそみ歯科口腔外科
歯科医師 豊留宗一郎
口腔外科|三重郡川越町の歯医者のぞみ歯科口腔外科