歯周病治療 PERIO

歯周病治療について

歯周病は早期発見・治療ができれば
患者さん負担を大幅に減らせます

歯や歯周ポケットに歯石が溜まって歯周病菌の温床となり、歯ぐきなどの歯周組織に異常が出ることを歯周病と言います。歯周病は初期症状がほぼ出ないため、進行して歯がグラついたり歯ぐきが下がったりして初めて来院されるかたが多く見られます。早期発見・治療することで患者さんの負担も減らせますので、異変や違和感があれば歯科医院で診てもらいましょう。

TROUBLE

こんな場合はご相談ください

  • 歯がグラつく
  • 歯の根元がうずく
  • 歯が伸びた
  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯ぐきがブヨブヨする
  • 歯石が溜まっている
  • 歯ぐきが腫れている
  • 口臭がする

当院の歯周病治療

(一社)日本歯科専門医機構認定
歯周病専門医が在籍

当院には、歯周病を専門とする歯科医師が在籍しています。(一社)日本歯科専門医機構認定において専門医として認定されており、全国の歯科医師の中でも約1%しかいない歯周病治療のプロです。豊富な知識と経験を活かして、患者さん一人ひとりに適切な治療をご提案させていただきます。

(一社)日本歯科専門医機構認定
歯周病専門医について

専門医とは、学会所属する歯科医師の一部に認定される資格です。認定条件として、数年以上の臨床経験、学術的活動の実績、(一社)日本歯科専門医機構が定める研修や試験を通過することが設定されています。歯周病専門医に認定されている歯科医師は、全体の約1%となります。(2017年時点)

各種先端設備を用いた
質の高い歯周病治療

歯周病治療において、精度の高い事前検査や処置は欠かすことができません。当院では歯科用CTやマイクロスコープ、超音波スケーラーなどの各種先端設備を導入しております。これらの設備を用いてしっかりと患者さんの口腔内の状態を把握し、効果の高い処置をご提供いたします。

歯科用CT

マイクロスコープ

超音波スケーラー

治療内容

スケーリング
歯の表面に付着した歯石を除去する処置であり、スケーラーと呼ばれる専用の器具を使用します。歯石は普段の歯みがきでは落としきれないため、歯科医院で行うスケーリングで効率よく除去します。歯周病治療における、基本治療の一種です。
SRP
歯周病治療の一種で、スケーリングとルートプレーニングを合わせてSRPと呼ばれます。歯の表面の歯石除去を行うスケーリングに対して、ルートプレーニングでは歯ぐきに埋まっている歯根部分をクリーニングします。歯石を取り除いて歯面を滑らかにすることで、歯石の再付着を防ぎます。
歯周外科治療
中度以上の歯周病など進行している場合、スケーリングやSRPでは処置しきれないため、外科処置を行います。麻酔した後、歯ぐきを切開して歯根を露出させて、歯根に付着した歯石や感染箇所を徹底的に取り除きます。
再生療法(リグロス)
歯周外科治療の一種であり、歯ぐきを切開して感染部分を取り除いた後、歯周組織再生剤(リグロス)を塗布します。リグロスには、顎骨などの歯周組織の再生を促進させる効果があるため、歯周病が進行して歯の動揺が大きいかたなどに適した治療方法と言えます。

エンドペリオ病変について

難易度の高い
エンドペリオ病変にも対応

歯周病患者の中には、むし歯が原因で歯周病が生じてしまっているケースがあります。隠れ歯周病とも呼ばれ、正しい診断の下での適切な治療が必要となります。当院では、日本歯周病学会専門医が在籍しており、より丁寧な診断を行っています。歯周病の原因を適切に診断しつつ、状態に応じて歯周ポケットのクリーニングや根管治療の実施など行います。

残せる、残せない症例の
適切な診断

適切な検査と診療のもと、
患者さん負担が少なくなるよう
処置いたします

歯周病専門医だからといって、全ての歯を残す治療ができるわけではありません。残せない歯と診断された場合、抜歯することをおすすめしています。その理由として、厳密な診断のもと判断しているため、歯を抜かずにいると患者さんの時間、労力、費用を浪費してしまうからです。抜くべき歯を抜かず、周囲の組織(顎の骨)が破壊されていく状況をよく見受けますので、まずは受診していただき、現在の状態をしっかり検査しましょう。

残せる歯と残せない歯を適切に診断し、丁寧にご説明して、ご納得いただいてから治療を始めます。残せる歯に対しては、当院が全力を尽くして治療いたします。まずは歯周基本治療(歯みがき指導、歯石取りなど)を行い、改善しない場合は歯周外科治療を行うことがあります。当院では、日本歯周病学会認定「歯周病専門医」による高度な歯周病治療を受けることができます。他院で抜歯と判断された歯でも残せる可能性がありますので、一度ご相談ください。